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 Foreigner - 'I Want To Know What Love Is' 

リンク曲について
この曲は題名からしてLoveソングであることはわかるが、メロディーからすると親しかった人物の追悼にも相応しいものを感じる。この曲を聴いて思う故人は十年前に亡くなったMさんである。
ところで、Mさんと本日ウォーキングした若林区がなぜ関係あるかというと、Mさんが若林区の広瀬川河畔に住んでいたからである。Mさんはけして世渡りの上手い人ではなかった。はっきり言えば不器用である。従って、不器用を自覚する私がMさんから得たことは大きい。彼が亡くなってから十年を迎えた今日は、自分の作った二つの作品に登場する二人の人物の秘密を明かそう。実は彼は自作小説「男の縮図」に登場する主人公と同一人物である。

私は人生を渡る上でのヒントは、常時日の当る道を歩み続けた成功者よりも、むしろ逆境を経験した人物から得ることのほうがはるかに多いと考えている。それは私が会社を定年まで勤め上げられたのはMさんから多くの教訓を得、それを実践に移したからである。

本日の散策ルート(赤線と矢印)をご覧頂きたい。
黄色:若林城跡
オレンジ:JR長町駅

ここは若林区の一角の南小泉である。ここには、このような昭和の頃に建てられたと思われる大きな商店があった。実は明治後期の南小泉を描写した仙台出身の作家・真山青果の小説「南小泉村」という作品があり、拙ブログで2012年に紹介したことがあった。

南小泉から古城(ふるじろ)に抜けた。ここは前にも紹介した若林城址(現宮城刑務所)である。伊達政宗は実は仙台に二つの城を建てた。有名なのは青葉山の仙台城であるが、この若林城は彼が晩年の頃過ごした城である。

若林城址(現宮城刑務所)をGoogle3D画像でご覧頂きたい。

Mさんの面影を求めて、彼が生前よく散歩した広瀬川河畔を訪ねた。今年もまた春が来た。定年したら一緒に旅行しようと約束していたMさんはもうこの世に居ない…
東北新幹線の高架橋の下を思い思いに散策する人。十数年前のMさんもきっとここを歩いたに違いない。そう思うと改めて、この世の諸行無常を強く感じた。

Google3D画像でJR長町駅と私のルートを確認して頂きたい。ここで本日のウォーキングを終りとした。

著者挨拶
十年ひと昔と申しますが、10年前の今頃Mさんが亡くなってから様々なことがごさいました。実はMさんと私には或る共通点があったのです。それは二人とも坊ちゃん育ちであり、他に男の兄弟が居ないということでした。私は生き馬の目を抜かれるのは甘やかされて育った人間の宿命と受け止めております。従って私はMさんの生き様を見て、自分が変わらなければサラリーマンとしては生き残れないと悟りました。そのノウハウは自作エッセイ「現代サラリーマン処世術」に書いています。

Mさんには申し訳ないのですが、サラリーマンとして生き残るためには「組織を中途半端で辞めていった人間の逆をやればいい」というのが私の結論でした。中途半端で辞めていった人間の殆どは上司や経営者とコミニュケーションが取れていない。私はMさんのみでなく、サラリーマン社会を広く見渡すときに、この普遍性を強く感じます。逆に言えば、辞めたくないなら嫌でも自分からコミニュケーションを取らねばならない。

自分にこれが出来たのは武士道の修得と、この理論の実践哲学への取り入れでした。今日の私はMさんが好きだった日本酒を嗜み、I Want To Know What Love Isを聴き、在りし日の彼を偲んでいます。何れあの世でMさんと再会を果たした暁には、積もる話に花を咲かせたいと存じます。本日もご覧頂きありがとうございました。
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