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Radetzky March
リンク曲「ラデツキー行進曲」について
54年ぶりとも言われる迷走台風がいよいよ近づいている。当初よりはやや太平洋よりの進路をたどっているかに見えるが、勢力が大きいだけにまだまだ予断を許さない。だからと言って憂いてばかりもいられない。禅の教えに「先を案じて憂いるに及ばず、凶事はその仕儀に及んでから初めて案ずるべし。」という意味の言葉がある。これはもちろん油断をしていいという意味ではない。これを広義に解釈に及べば、物事の基本は悲観でなく楽天であるべきと私は捉えている。

然らば、いざという際に備えて心の準備を怠らず、台風のことを必要以上に憂いることなく、愉しむべきことは愉しもう。リンクに及んだラデツキー行進曲は心地よいリズムの中に威厳を感じる曲であり、人は本質に於いて逃げも隠れもせず、常に堂々とあるべしという意図を彷彿させるのである。

話は変わるが、定年退職を目の前にした私は残された日々の務めを果たし、長きに渡った現役生活にピリオドを打ちたいと考えている。定年を前にして再び仙台に戻ることが決まった。今、言えるのはそこまでだが、やはり故郷仙台はいいものである。ここで、もし人様から「あなたの故郷は石巻か?それとも仙台か?」と問われたなら、私は返答に迷いながらもこう答えることだろう。「私にとってはどちらも故郷に違いございませんが、しいて申し上げるならば生まれは石巻、育ちは仙台にごさいます。」と。

本日午前中、私は息子との約束を果たすため仙台駅前に向かった。

目的はカメイ美術館を訪れることである。カメイとは地場の老舗商社である。仙台駅前の一等地にこうした私立美術館を持つこと自体、大変なステータスである。然らば、今年大学生となった我が息子にも是非見せたいと思ったのである。

カメイ美術館は6階と7階にある。入り口の風除室を通ると、1階ホールにこのような立像が展示されていた。秦の始皇帝の副葬品である兵馬俑のレプリカである。これは三国志が好きな息子にとって極めて興味深い展示物である。位の高い武将とのことで、思わず息子とともに精巧なレプリカに見入ったひと時であった。

本日の展示は「グランマ・モーゼスと花の絵画展」である。

※注釈:この題名からはモーゼスの描いた花の絵の展示と解釈できますが、実際は展示された彼女の絵の全ては風景画であり、花の絵は他の画家のかたによるものであることをお断りします。

右脳人間の息子はアートに触手が動くようである。実に67歳から絵を描き始めた彼女は101歳の長寿をもって世を去るまで、1600点に及ぶ風景画を遺した。

カメイ美術館を出た後で息子と地下鉄東西線に乗った。下車したのは卸町駅である。卸町はその名の通り、流通経済で発達した町であり、数年前のバイク関連記事で取り上げた経緯がある。

卸町団地の中にはこのような神社もある。近代的な流通都市とはアンバランスなものを感じるところが如何にも面白い。

この後、1キロほど歩いて仙台市卸売市場に向かった。降りそうで降らない雨には本当に助かった。

ここは卸売市場内の食堂街である。私は入りたい店を息子に選ばせた。数店の中から息子が選んだのは中華料理店「東洋軒」であった。

揚げ焼きそば(税込¥750)は素材が新鮮で歯ごたえもあり、非常にパフォーマンスの高いメニューであった。息子とは大学の課外活動や共通の趣味であるゴルフのことなどで、有意義な対話の時間を共有するに至った。

横町挨拶
皆さん、そろそろ明日頃から台風10号の影響が出始めます。何卒用心を重ね被害のないことを念じております。本日もご覧頂きありがとうございました。
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