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ディスカッション・ブログライフをより快適なものにするには?
今日に至るまで、様々なスタンスのブログを横目に見ながら己の理想像を探ってきた。きょうはそんな視点に立って私見などを述べてみたい。その上で皆さんから貴重な意見を賜りディスカッションに及びたいと考えている。


ブログにはランク(レベル)がある
私がここで言うランクとは人気度や記事の充実度への評価ではなくブロガーとして持つべき倫理観についてのランクであることを最初にお断りしたい。

これをわかりやすく説明するために禅に於ける「利益」(りやく:恵み)の考え方を引用しながら述べてみたい。引用した文献は『禅の知恵 ものしり辞典』(高橋浩著)である。利益は小乗(自己主義)と大乗(自他の双方を見据えたもの)の二つに大別され、現代の日本の仏教も禅は大乗に属しているが、小乗から大乗への変化は我々の精神的成長の過程と酷似しているという。

低い次元にいるときは自分のトクになることしか考えない。(ブログで言えばビギナー)

少し成長するとソントクばかりでなく、精神的な充実を求めるようになる。(ブログで言えば初級クラス)

更に成長すると他者の具体的利益や精神的充実を願うようになる。(ブログで言えば中級クラス)

更に成長すると世が共存共栄で成り立っているのに気付き、他者を持ち上げることが己の繁栄に繋がるのを自覚する。(ブログで言えば上級クラス)

今の私が上級かどうかはよくわからないが、方向性としては共存共栄を目指しているのは事実である。
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共存共栄実現のために求められるマネジメント
国際社会が人種のるつぼ(集合体)ならば、ブログも様々な考えを持ったかたの集合体である。この中で理想像として求められるのは他者との調和である。但し、人の個性は千差万別ゆえ最初から全員に対しての調和などは在り得ない。

昨今のブログ事情を見渡すにあたって、良好な人間関係をフランクに求める層が存在するのは百も承知しているが、このスタンスは私の求める境地ではない。何故ならば自分はフランクと思ったことが、相手によってはそう捉えることができない(冷やかし、揶揄の類と取られる)ことがよくあるからである。

顔を合わせない同士が交際に及ぶブログでは、こうした軋轢はけして珍しいことではない。ならばこうした事態を回避するにはどうしたら良いのか?その答えが私のブログ運営術である。具体的なマネージメントとして

アナログ時代の手紙の作法の履行
自分のブログで記事を書くときと、人様の更新した記事を訪問&コメントする際の対応をまったく変える必要がある(前者では自己主張を己の本分とし、後者では善きパートナーとなるのを心がける)ことである。私はこの方法を採用してから、ブログ運営に相当安定度を増したと自覚している。

この根底にあるのが昔の手紙の作法(先ずは先方への挨拶を書き、季節のことなどを入れながら堅苦しくないように体裁を整え、先方の境遇を推し量りながらペンを進め、自分のことは後のほうでごく控えめに書く)である。私は更新者のイニシアティブを侵すことのないように言葉の上に言葉を選んで、慎みながら人様に無礼のない返答を心がけている。


常識だけでに留まらない良識の追求
見たままにありのままを書くのは誰にでもできることである。但し、こういう指向は時として更新者との摩擦に繋がる。右のものを左と書かれ、左のものを右と書かれれば、誰でも閉口してしまい、逆鱗に触れることもあるだろう。従って相手の顔をつぶさないために、知っていても知らない振り、見ていても見ない振りをすることも美徳のうちと考える。
老子に「褐を着て玉を抱く」(君子は内面に玉を抱きつつ、外にはボロを羽織っているものである。)との教えがあるが、良好な人間関係維持のために、他人にはけして己の徳を誇示しないことが不可欠と考える。

尊敬語の他に謙譲語も導入し石橋を叩く
以前も述べたが、相手に対して表敬の意味で尊敬語を使うのは我が国の美徳でもある。但し、これだけでは完璧とは言えない。私は節度を越える発言があった際、尊敬語を用いてもやや危険因子をはらむものと考える。この危険因子を更に少なくするのが謙譲語である。武士は自分のことを拙者や某(それがし)と呼ぶ。これは謙りの精神に他ならない。

まとめ
私のブログは或る人に言わせると堅い(敷居が高い)と言う。但し、これはけして盲目な上での産物でなく、百も承知している指向である。こうしたスタンスを貫くことでコメント者は確実に減るが見返りとして安定性を獲得している。安定性こそがブログライフを支える屋台骨ゆえ、今の私はこれで十分満足している。

本日もご覧頂きありがとうございました。


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