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William B Hogg invite Scott Hamilton
社説
季節もすっかり良くなった。今はアパートの窓を開け、春宵の心地よいひと時に己の身を任せ、ウイスキーを嗜みながらScott HamiltonのJAZZを聴いている。今日も平凡な日曜日が過ぎ去ろうとしている。私は過去の記事で、一日を平穏に過ごすことこそが非凡であるとしてきたが、本日はそんな日曜日だった。平凡を突き詰めて解釈に及べば、中庸が生み出した因果も取れなくはない。サラリーマンにとって「何事も中庸を本分とするべし」という人生訓があるが、弱肉強食の定めの中、生き残るためにはどうしても果たせなかった「私にとっての中庸」である。

但し、私がもし中庸に生きたとしても懐刀だけは持ち合わせるべきものと認識している。懐刀を抜くときが来るか来ないかは天命に委ねられるが、ただ単に大きな流れに流されることなく、状況によっては相手に何気なく懐刀の所持を気付かせることも必要と受け止めている。これは戦国大名の生き残りを見ると納得できるものである。

『密使 支倉常長』の作者でもある歴史作家の長部日出雄氏によると、戦国時代の大国と小国を関係を見るに、単に大国に追従しただけの小国のほとんどは取り潰される運命にあるという。小国が生き残るためには、大国に対して「この国は追い込まれると何をしでかすかわからない…」或いは「この国を潰すのは惜しい。されば潰さずに生かしておこう。」という暗示を与えることが生き残りの哲学であるという。

これをもっと理性的に解釈するならば、孔子の生き様を例に挙げたい。孔子は威厳に満ちたその様を、弟子たちから「威あって猛からず」と讃えられているが、このような境地に少しでも近づくのが今の私の目指す心境である。
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ミック式正しい日曜日の過ごし方
本日私はいつものJR代行バスに乗り相馬を目指した。目的はごく平凡な日曜日を過ごすためである。日差しがありながら、暑くも寒くもない時節、一年中で一番いい気候である。もし季節の進行を止められるストップウォッチがあったら是非押したい日でもあった。(笑)

相馬駅を降りて最初に向かったのは駅に隣接する相馬図書館である。

借りた本は後で紹介するが、視聴覚コーナーで観たビデオはNHKの「漢詩紀行」の李白編である。中国屈指のロマン詩人と言われた彼の感性に少しでも迫りたい。これが本日のビデオ鑑賞に繋がった。

ランチを食べるために相馬市街に出た。今年も野馬追まで三ヶ月を切った。もうすぐこの通りを甲冑に身を纏った相馬の騎馬武者が出陣に及ぶ。そう考えただけで鳥肌が立つ思いである。

帰りのバスで借りたばかりの本を読んだ。バスの中での読本は車窓からのロケーション鑑賞とフィフティフィフティーの割合で、乗車時間の約半分の30分は読書に専念できた気がする。

本日借りた本(左から『李白』著者:小尾郊一、『帝王学』著者:山本七平、『二宮尊徳』著者:武者小路実篤)である。

皆さん、週末は如何お過ごしでしょう?私はやはり「多くを望まず平凡に過ごすのが一番」と思っています。
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