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Mendelssohn 春の歌
リンク曲メンデルスゾーン「春の歌」解説byミック
南のほうにお住まいのブロ友様からは既に梅やフクジュソウが咲いたとの便りを頂いた。立春を過ぎた昨今、まだまだ寒さは続くが寒さのピークは過ぎた。これからは徐々に三寒四温の様相を呈して行くことだろう。昨年春の転勤で生まれて初めて宮城県亘理町に住んだが仙台から30キロほど南に来ただけで冬場の気候が穏やかなのに驚いた。

これは南のほうにお住まいのかたには、なかなかわかりづらいことなのかも知れないが、ここは仙台に比べて雪も少なく、冷え込みも緩い。以前も述べたが仙台と比べて着るものがシャツ一枚違うという意味が理解できた気がする。従って例年よりも冬が短かく感じられるのである。仙台に居れば立春過ぎにメンデルスゾーンの「春の歌」を聴く気分になれないものの、此処亘理では今聴いて少しも違和感のないものを感じるのである。日陰を残して雪の融けた亘理町のシンボルがJR亘理駅のホームと隣接する悠里館(ゆうりかん)である。早春の光を受け、天守閣の白い壁が眩しく瞼に感じられる。

立春を迎えた慶びを分かち合う宴のひと時
三日前の2月4日の立春は三連休の前でもあった。私は通勤途中で知り合った同年代のS氏と、以前から一献交わす約束をしていた。待ち合わせの場所は亘理駅、そこから徒歩2分でスナック「ぎんれい」がある。

この店に来たのは昨年の6月末と記憶している。二度目は確か年末であった。従って今度で三回目になる。今まで一人だったが今回は初めて二人での入店になる。

誰ともわだかまりなくフランクな対話に及べる。これはシニアの特権であり、けして若い頃には叶わなかったことである。カウンターの中はママと娘さんが切り盛りしている。福岡出身のママは人あたりがよくて、話題に事欠かない人である。娘さんは女優の叶和貴子に似た美人である。

彼はウイスキーのお湯割り、私は日本酒(高清水)の常温で乾杯である。

彼は亘理町の浜吉田生まれで農業を経営しビニールハウスでバラ栽培をしていたが震災の被害で仮設住宅に入り、今は家族と別居(二人の子供さんは独立)している。彼の本家は地頭クラスの名家とのこで、いろいろと興味深い話を聞かせて頂いた。彼には私の書いた歴史小説『金色の九曜紋とともに』や歴史エッセイ(伊達騒動シリーズ、伊達と相馬の相克シリーズ)を読んで頂いている。

私はブログや匿名の葉書で自分の作品への批判を何度か受けたことがあるが、あまりいい印象を受けたことはない。但し、今回のように顔と顔を合わせた付き合いでは歯に衣を着せない感想を聞くのもけしてやぶさかでない。私はここにデジタルとアナログの人付き合いの決定的な違いを見出すのである。
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