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CHICAGO-Hard To Say I'm Sorry
Hard To Say I'm SorryはCHICAGOの名曲であるが、息子にはこの歌の題名のように「言い過ぎてしまい済みません。」と素直に言えるような人間になってもらいたいと感じている。私は今宵、そのような一心でこの曲をリンクに及んだものである。

年末年始の10連休も今日で6日目ゆえ、後半に入った。私は仙台の留守宅に戻り家族と対話を交わした後、息子との約束を果たすために電車に乗って仙台市東部の或る駅に到着した。

その駅は東仙台駅である。一見すると住宅地の中の駅であるが、駅周囲の職業構成を見るに、商店や企業が入り混じった複合的要素の強い土地柄である。私は早速息子と対話をするために彼をミニストップに誘った。店内の喫茶コーナーで100円コーヒーを飲みながら彼と父子の対話を交わした。

息子は温室育ちで、どちらかというと内向的な性格である。私も息子と同じ年恰好の頃は内向的な性格だったので、彼の気持ちはよくわかるし的確なアドバイスができる。

思想の押し付けはよくないが、彼は哲学に興味があり、特に日本の「武士道」に理解を示している。それは私の著作である歴史小説や歴史エッセイを読んだ影響が大きいと受け止めている。私の座右の銘は「名誉とともに生きる」ことであるが、息子は「武士道」の精神に触れ、その真意がよくわかっているようである。

彼には新渡戸稲造の『武士道』だけでなく、マキャベリーの『君主論』における君主として取るべき態度(君主は民衆の前で迷いを見せてならない。それを見せれば自ずと民衆の心は離れて行く)を伝えた。

JR東北本線沿いの小路を息子と歩いた。

この後、大手家電店や本屋が同居しているショッピングモールに行っていろいろなものを一緒に見た。息子は一日一日と大人に近づいている。歴史や哲学に興味を示し、お笑い番組をほとんど見ないのは私と酷似しているが、ユーモアを解する心は持っているようなので少しは安心している。












私は自分の息子というよりも、彼の人格を認め名誉を重んじ、一人の友人のような視線で彼を見るようにしている。「ラーメンのつゆは全部飲み干さないほうがいいよ…」昨今の彼は、自我が確立し私にそんなことを言うようになった。

人の名誉を認めるからこそ、初めて自分の名誉が認められる。そのような武士道の考えを彼はなんとなくわかってくれているようであり、私はここに彼の成長を感じるとともに、父子として風通しの良い関係を感じている。
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