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ライムグリーンの異色マシンのレプリカ版
これは1982年でレース活動に終止符を打った川崎重工業が世界グランプリに送り出した異色マシンKR500である。このマシンは特異な構造 のアルミモノコックフレーム(エンジンを上から吊る構造)に2サイクルスクエア4(縦横2列の4気筒)を搭載したマシンで、往時はその際立った独創性から「ライムグリーンの異色マシン」と言われた。

我が国で現在このマシンを見るのは川崎重工のショールームか、往時の監督を務めたケン鈴木氏の経営する軽井沢のペンション(シルバーストーン)を訪ねるしかない。それだけレアなマシンである。

これは81年型KR500のレプリカマシン(YOU TUBEに動画あり)であるが、明らかに82年型と異なり、リアカウルの形状がスズキのグランプリレーサーRG500ガンマ81年型と酷似している。ゆえに外観を見る限りでは独創性は感じない。

これは本物と見られる81年型のKR500である。最高位はフィンランドGPの3位入賞であった。

実はスズキの市販車両であるRG400Γ(KR500と同じ2サイクルスクエア4のパワーユニット搭載したマシン)をベース車両として、82年型KR500のレプリカを製作したかたがおられる。本日はそのかたのご厚意により、転載の了解を得たので紹介に及びたい。

そのかたのお名前はKR500Γさんである。但し、単なる見かけのみの変更でなく、細部に手が入れられたスペシャルマシンとなっている。倒立フォークを始めフロント周りは比較的新しい他の車種からの流用であるが、着目に価するのは氏の卓越したテクノロジー(プロ並み)があってこそのカスタムということである。

リア部分のカウルは特注品、スポンサーステッカーに至るまでオリジナル製作している。この角度から見ると本物との酷似を感じ驚くばかりである。



ノーマルのブレーキはパフォーマンス不足と聞いたことがあるが、そのパワーに見合ったトキコ6ポッド(1000CCクラスのスーパースポーツで使われるパーツ)がおごられている。

タンクは本物そっくりでアルミ鏡面仕上げにしか見えない。

フロントからのアングルを見る限り収まりは完璧と言えるようである。

KR500Γさん、ありがとうございました。
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